職業訓練とは、求職者が就職に必要な知識やスキルを身につけるための公的な制度です。
正式名称は「公的職業訓練」ですが、単に「職業訓練」と呼ばれることも多く、
「ハロートレーニング(ハロトレ)」という愛称もあります。
職業訓練には、主に離職者訓練と求職者支援訓練の2種類があります。
離職者訓練は、失業保険を受給している人が主な対象者です。
テキスト代は自費となりますが、受講は無料です。
失業保険を受け取りながら、就職に向けたスキルや知識を身につけることができます。
訓練期間は、基本的に3ヶ月〜2年間程度です。
求職者支援訓練は、失業保険を受給していない求職者の方(受給が終わった方も含む)を対象に、
就職に必要な職業スキルや知識を習得するための職業訓練を無料(テキスト代等は自己負担)で実施しています。
医療事務における基礎知識から専門知識を含む一連の業務を実践的に学ぶためのものです。
訓練は、理論だけでなく、実際の事例を用いた演習や、
現場で使われる医療ソフトウェアの使用方法を含む実践的なカリキュラムを通じて、
実務で遭遇する様々な状況に適応し、対処する能力を身につけ、
医療機関への再就職の道を開くことを目指しています。
簿記基本構造の理解と処理能力を習得するとともに、
全ての職務で必要であるパソコン基礎知識及びExcel技能を基礎から学び、
表計算や数値分析、グラフ作成などのビジネススキルを修得する。
また、税金の基礎知識や、Excelを活用した数量分析、会計ソフトの活用などの知識を補充し、
より実践的な知識をもった実務者を育成する。